カテゴリー「ニュース」の記事

2009年6月19日 (金)

臓器移植の裏表

臓器移植の法律に関してのニュースで思う。

幸いなことに自分も含めて、身内に、臓器移植にかかわるような症状の人間は居ない。

だからこそ言えるけど、いっそ禁止しちまったらどうだろうか?

「移植すれば助かる」
臓器提供者を待つ心理もわからないでもない。
自動車でもパソコンでも、重要な部品なら、一個足りないだけで動かなくなるからね。

しかし、それは、他人の死を望んでいるに過ぎないんじゃないだろうか?
しかも、完全な死でなく、自分達が利用可能な臓器が摘出可能な状態。
そんな都合の良い「死」の概念は、本体有ってはいけないと思う。

臓器移植に、もっとも寛容な法律が成立し、その解釈が、憲法第9条のように拡大解釈されていくのなら・・・・・・。

臓器を売るために子供が作られ、臓器を提供するために殺され。
しかも、家族はお金を見返りに、臓器提出に同意。
日本社会の底辺で、まるで畜産業のような家族が生まれるかもしれないよ。

臓器移植は、庶民の手の届く手術ではない。
金持ちが自己満足で、延命治療するようなものだ。
臓器に不完全があって、それが原因で死ぬのなら、それが『死』という運命なのだ。
受け入れるべきなんじゃないだろうか?

すくなくても、臓器を提供する側は、不完全な死を、大半が「受け入れてきた」のだから。

脳死状態でも、臓器に不具合があっても、周囲が支え、命燃え尽きるまで精一杯生きる。
今は、それがいいと思う。

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2008年12月23日 (火)

人員削減と、自治体による雇用

いや~、お先真っ暗ですな(w

オレが社会人になったとき、すでに自動車工場に非正規雇用の人はいた。
というか、オレも1年だけ、日産の工場で働いたことがある。
いままで、どんな不況のときでも、非正規雇用の人は雇われていたと思うんだけど・・・。

こんな時代になったんだねぇ。

でまあ、それを見かねた自治体が、臨時職員として雇い入れる話も出ているとか。
大事なことですけど、書類や情報の漏洩に対するセキュリティチェックは、きちんとしていただきたい。
しっかりしないと、市民全員の個人情報が売り飛ばされちゃいますよ。

けど。
結局は、先延ばしでしかないと思う、臨時職員というのは。
1年や2年単位で雇用できれば、また違うんでしょうけど、数ヶ月では、金も貯まらないだろうし。
臨時職員として雇って、期間が過ぎたら「ハイ、終了です」というのは、むしろ絶望感を高めるのでは?

個人的には、補助金を出して、住むところを確保して、その間仕事を探せるようにしたほうが良いと思うのですよね。もしくは、雇い入れた企業に対しての一時金。

その場しのぎだけじゃなく、「次」に繋がる政策を示していただきたいなぁっと、切実に思う。

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2008年12月 6日 (土)

派遣社員という考え 派遣会社という存在

オレも、かつては派遣社員だったことがある。
良い仕事が見つかるまでの、「繋ぎ」という気持ちがあった。

そう「見つける」のではなく、「見つかる」。
そのうち、なんか良い仕事があるだろう的な発想。
で、ずるずると続けてしまうんだよな。
いかに派遣社員という立場が、脆いものであるか、みんな理解していると思うんだけどね。

はっきり言って、良い仕事なんてない。
どこかで妥協して、派遣社員から脱却しないと。

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2008年7月19日 (土)

偽装問題:命の価値は?

神戸牛やら、松坂牛、この前社員旅行で米沢牛食べました。

ブランド牛にもいろいろあって、人間様はそれに「付加価値」を感じて高い金払うわけだ。
で、頭の良い人は、ブランド牛でない肉を安く仕入れて、付加価値を与える。
そして、高額で売りつける。

ウハウハですな(W


いろんな偽装問題おこるわけだ。

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2008年6月25日 (水)

談合と日雇い派遣とエトセトラ

完成談合・・・・・・官製談合か。
完成でも未完成でも(まだ言うか)まあ、税金の無駄遣いとよく言われますよな。
確かにそのとおり。

あと、道路財源50兆円でしたっけ。膨大な金額。
これでこの先10年間ゼネコンは安泰(w。
あまり良い報道はされませんが。
まあ確かに、一部の人にとって着服や不正の温床だけど、多くの人にとって雇用や給料が確保されている面もあると思うのですよ。

たとえば200円のものを税金から2000円払っているよう状況じゃ消費税50%でも国の財政は破綻しますわ。
1800円は、お偉いさんの懐に入るんでしょうか?
まあ、それも、いろんな形で世の中には出てくるんでしょうが(w


で、200円を150円にするというのが、競争入札の原理なんだろうけど、こうなると最終的には従業員の給料に影響が及ぶんだよね。

やっていけないほどの低賃金でも働かざるを得ない場合もあるでしょう。
もちろん、やめちゃう人も多いと思うんだよね。

けど、企業としては、人間は必要。
忙しいときだけ働いてくれる人、居ないかなぁ?
その行き着く先が、話題の日雇い派遣とかになっていくわけですよ。
なんせ、日本経済底ですから。
安くても、とりあえず働かなくちゃいけない人、無数にいるんですよ。

談合と、日雇い派遣。
この問題はね、一種の「卵が先か、鶏が先か?」という謎かけのようなもの。
談合やめて、日雇い派遣禁止、といって簡単にそれぞれが解決するもんじゃない。
まあ、全ての談合と、全ての日雇い派遣がくっついているというわけではないだろうけど。

談合にしても、入札にしても。
何かの事業に対しての、「適正な価格」は、もしかしたら誰にもわからないのかもしれない。
消費者は、ひたすら安くしたい。生産者は、できるだけ高くしたい。
漁船、養鶏、牧畜、いろんな生産者が悲鳴を上げている。
肥料の高騰は、いずれ稲作農家を直撃する。
米だけは自給できると言われるけど、供給(自給)できても高額になれば、自然と客は遠のく。それ以前に、経費の高騰で農家を廃業する人々も多くなるだろう。
今、大規模に農業をしている人が受け皿になれば、トータルでは悪くならないのかもしれないけど。

おっと、ちょっと話がそれた。
この国の経済が、縮小傾向にあるんだろうね。
お家芸的にスペシャルなテクノロジーがあって、外国にバシバシ輸出して、外貨で成り立っていく国家像というのが、崩壊したんだと思う。
今は、国内で使用者と労働者、生産者と消費者が反目しちゃうような図式になってしまったんだよ、きっと。

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2008年6月14日 (土)

殺人鬼の感じた恐怖

秋葉原での凄惨な事件。
報道では、加藤氏は契約を切られることへの不満があったとか。
加藤氏自身の契約は継続されるという報道もあったそうですが、
「自分だって、いつ契約解除になるかわからない」恐怖はあったと思う。
契約に対する恐怖は、契約社員は日常的に感じてる。

まあ、だからってあの事件を起こすこともないと思うのだが。
休日の、秋葉原。戦場ではないそこに、突然訪れた修羅場。
被害者のうけた恐怖は、加藤氏の「それ」を数千倍、数万倍したものだったはず。

多分、また起こるよ、こういった事件。
世の中で、底辺で生きている(オレも、まだ片足突っ込んでる)人たちのストレスは、半端ないから。

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2008年5月31日 (土)

不発弾がいっぱい

クラスター爆弾は、不発弾がいっぱい残るそうで。
防衛省は国土防衛のための効率的な兵器として、禁止には及び腰だったようで。

けどさ。
オレは、もし日本が戦争に巻き込まれて国土がめちゃくちゃになっても、民族が消滅する事態には陥らないと思うんだよね。
中国という国の中の、一少数民族くらいにはなるかもしれないが。

結局、日本列島には多くの日本人が残ると思うんだよね。
で、戦後長きに渡って不発弾に悩むのは、結局日本人じゃないか?と思うわけ。
そう考えると、クラスター爆弾って、国土防衛には向いてない兵器なんじゃないかなぁ。

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2008年5月11日 (日)

格差社会は無くならない

ちょうどね、新潟市にお邪魔しました。
労働大臣クラスによるサミットが開かれているんだとか。
あちこちパトカー走っていました。

さて、格差社会の解決も議題の中に含まれているようですが・・・・。
こと日本においては、格差社会は無くならないと思います。

消費税のような、弱者に負担の大きい税制度。
日本経済の失速による、国内の労働環境の減速。
なにより、与党も野党も支持率しか気にしていない。
政治家連中は綺麗な政策と、口先だけのごまかしで、なんとなくその職務に就いている。
今、この国は、漂流しているだけ。

なにも、世界と肩を並べるような先進国でなくても良いです。
平凡でも良いから、なにかしら希望を持てる国であれば良いです。
この国は60年ほどの、世界有数の幸せな歴史を歩んできました。
これからの歴史はイバラの歴史かもしれません。
冷戦の片棒を担いできて、冷戦の勝者の側だったわけですが、どうやら、今はロシア、中国の羽振りのほうがよさそうです。
天下は、そうそう続かないわけです。
けど、希望があれば(小さな幸せがあればいいんです)それでも未来を歩んでいく勇気が生まれます。

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古町に行ってきた-チベット問題と大海原-

今日は、古町に行ってきた。
目当ては国体のマスコットだったんだけど・・・・・、単純な勘違いでニアミス。
近場の駐車場の国体カーの写真だけ・・・・・・。
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なぜか、ロシア、米国、イタリア人と日本人による井戸端討論会みたいな話を聞く聞いてしまう事になったんだけど。

意外とね、面白かった。

多分ね、戦争を防ぐ方法があるとすれば、相互理解なんだと思う。
かつては、鉄のカーテン(死語)の向こう側の存在だったロシア女性の、日本建築物マニアぶりは笑ってしまうところ。
国と国が仲が悪いから、国民同士が喧嘩するのではなく、国と国が仲が悪いからこそ、お互いに交流があれば、理解が深まるのではないか?っと思うんだよね。

あと、いかにもイタリアンな若者の、すっかり新潟に帰化したライフスタイルは、すげぇ好感持てた。帰り際に迷って沼垂にさまよってしまったのも、彼の神通力によるものか?(w
すこし、どこに住んでるか探したもんな(わかるわけない)

まあ、こういった、ジョークを交えた交流が、いろんなところで、いろんな人たちによって行われれば、多少は戦争も防げるのではないかな?っと。
来日中の中国の偉い人の狙いもソコなんだろうね。

インターネットは、その目的を達成できる「手段」ではあるんだけど、どうしても言語の壁があって、言葉だけのやり取りになってしまうと、反日とか反米だの言葉だけが取り上げられちゃうんだよね。

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2008年4月24日 (木)

吉野家の悲劇は人災である

吉野家って、悲運の会社だなぁ。
いやまあ、BSE絡みという事だけなんですが。

WIKIで調べてみるに、BSEの原因の一つが「ニクコップン(肉骨粉)」なんですが。
カルシウムやいろんな栄養分が含まれているので、投与されていたんだとか。
けど、ニクコップンには、害になる成分が含まれている可能性が高い、らしい。

で、なんでニクコップンか?というと。
子牛が育つのに必要な栄養分が含まれた母乳(つまり牛乳だ)を人間様が飲んでいるから。

いやあ~、なんつ~か。
つまり、子牛の成長より人間の成長が大事なわけだ。
いろんな健康番組で、牛乳のめ、牛乳大事とか言いつつ、そこには牛の健康なんて考えられていなかったわけだ。

それが、めぐりめぐって不健康な牛さんが人間の体内に。
まさに、牛さんの、捨て身の逆襲だよな。

ただ単に「アメリカの牛肉を食べるな」ではなく、もっと問題は深いような気もするなぁ。

いやまあ、オレは牛乳大好きで、180センチくらいある身長も牛乳無しでは考えられないわけですが。

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